【オックスフォード・ブルックス大学(イギリス)視察2018】

「好き!」を仕事にできる人材育成

2018年6月下旬の25日~27日の3日間、イギリスのオックスフォード・ブルックス大学 Oxford Brookes University へ視察に行ってきました。ちょうど視察の期間に、Open day という、日本でいうところのオープンキャンパスも開催され、そちらにも参加しました。

今回視察した学部は次の通りです。

  • Faculty of Technology, Design and Environment showcase
  • Oxford School of Hospitality Management showcase
  • Admissions session
  • Oxford Brookes Business School showcase
  • Faculty of Health and Life Sciences showcase
  • Faculty of Humanities and Social Sciences showcase

また、視察中は大学寮に滞在したので、そちらもレポートします。

「好き」でキャリアを開拓できる人材を育成することを目標とした同大学がどのような施策を行っているのか、ぜひご覧ください。

オックスフォード・ブルックス大学

オックスフォード・ブルックス大学は、ヒースロー空港からバスで約1時間の、学問都市オックスフォードにあります。その始まりは1865年までさかのぼり、元はポリテクニック(職業訓練教育を行うことを目的とした教育施設)として誕生しました。1991年に、学位を取得できる初めてポリテクニックとなり、その翌年「大学」と名前を変更しました。

数あるイギリス内大学の中でも、ニュー・ユニバーシティ(新設大学)と呼ばれ、教育水準は高く、世界的に評価されています。また、同学は世界の国際的な大学トップ200に選出されており、行われている研究の94%が国際的に認められています。

約150か国から多くの留学生が集まっており、国際色豊かな環境で学ぶことができます。

キャンパス内を見学

羽田空港からロンドンのヒースロー空港まで12時間。空港からオックスフォードまでは長距離バスで1時間です。

大学の名前がそのまま付いているバス停で下車すると、目の前にスタイリッシュなキャンパスが広がっています。

モダンアートの美術館のようなすてきな建築で視覚的にも楽しめますが、気温によって自動で窓を開閉角度を調節するような機能性も備えているそうで、さすが建築学部の強い大学だなと思わず感心してしまいました。



学内は広いので、疲れたらスターバックスでコーヒーを買って、ベンチでひと休み。

緑もたくさんあるキャンパスなので、勉強の合間に自然に触れてリフレッシュすることができますよ。

ちなみに、リスがたくさんいるんです!(写真では見えず残念ですが)

 

たくさんの人で賑わう Open Day

日本のオープンキャンパスのような、Open Day には、たくさんの人が大学にやってきます。

ちょうどイギリスでは今の時期がオープンキャンパスが各大学で多く開催れていて、イベント日には見学の親子連れで超満員です。

この日、オックスフォード・ブルックス大学にも多くの方が集まって各ブースで話を聞いたり、見学をしたりしていました。

「好きなことでキャリアを拓ける人材を育成する」大学

冒頭でもお伝えした通り、オックスフォード・ブルックス大学はアートスクールや看護学校など様々な学校が前身になっており、歴史を遡ると今年150年目にあたります。

芸術、ビジネスから建築、機械工学までカバーする総合大学ですが、一貫しているのは「社会で活躍できる人材育成」という大学の理念です。
日本の学校のように校訓が存在する訳ではないのですが、どの学部の教授と話しても、

「学問は社会に役立てるために追求するもの」
「好きなことでキャリアを拓ける人材を育てたい」

といったメッセージに一貫性があったのが印象的でした。

そのため、就職支援には非常に力をいれています。

Placement (日本でいうインターンシップですが、責任のある仕事を任される事も多く、本格的な就労体験になります) のサポートをしてくれる大学は昨今多いですが、オックスフォード・ブルックス大学はサポート体制が整っていて実績も多く、非常に魅力的に感じました。

Placement は学生と受け入れ企業側のニーズの調整が難しく、また多様な学生 のニーズに応えるために多くの企業とコミュニケーションを維持しなければならないため、大学側は大変な努力が必要なはずですが、

「必ず飛躍の足がかりになる経験になるはず。ぜひ挑戦してほしい」

と力強いメッセージをいただきました。

専門分野でもキャリアを見据える

オックスフォード・ブルックス大学は、アートやデザイン、建築、医療といった専門的分野でも、キャリアを見据えたカリキュラムを展開しています。

その中でも Architecture や Urban Design は同大学の得意な分野、強みとなるひとつ。

Architecture の教授からは、「留学生は勉強熱心なのでもっと積極的に出願をしてほしい。(Skypeでの)ポートフォリオインタビューで緊張しすぎてしまう留学生が多いが、ぜひ自信をもって臨んでください!」と激励を受けました。

Urban Design の教授からは、2018年卒業の学生さんの最終作品の解説をしていただきました。
ちょうど展示会の期間でしたが、こういった展示会に企業が参加して、学生をスカウトしていくのだそうです。

コース内容も、この業界で活躍できる人材を育成するべく、クライアントを想定したり、イギリスだけでなく他の国や地域へも応用ができるように様々な場所をターゲットにした研究をしたりと工夫しているそうです。教え子の作品を誇らしげに紹介する教授の笑顔がきらきらしていました。

オックスフォード・ブルックス大学 人気の分野

Hospitality

特に人気のある分野に「Hospitality」があります。

ホテルやレストランなどの経営や、観光学について学ぶことができるコースです。
学士コースでは必ず1年間、実際に就業体験としての Placement を行います。修士コースでも希望する場合には修士コース後に Placement を行うことのできるチャンスがあります。

この分野で活躍する卒業生を中心としたメンターシステムもあり、キャリアアドバイスを受けることができる仕組みがあることも魅力です。


  • 実際に学生が働くブルックスレストランはキャンパス内にあります

  • 実務経験をキャンパス内で積むことが可能

Robotics / Automotive Engineering

実は、世界中のF-1レーサーを支えるエンジニアとしてどこのチームにもいる、というのがオックスフォード・ブルックス大学の卒業生!

同大学の学生から成る『学生F-1チーム』は非常にレベルが高く、世界中からその技術を求めて志望者が集まります。

今回お話をしてくださったPhDの学生さんもカナダからオックスフォード・ブルックス大学のこの分野の評判を聞いて留学しているとのこと。

チームには女性も多く多国籍。

「ひとつの問題に様々な観点からのアプローチでチームとして取り組んで解決することが求められるので国籍や性別などできるかぎり多様性のあるチームにすることが大切」

と語っていらっしゃる姿が印象的でした。



充実の留学生活が送れる!寮と大学周辺

オックスフォード・ブルックス大学には、いくつか寮があるのですが、今回はClive Booth Student Village という寮に滞在しました。お部屋は、トイレとシャワー(浴槽なし)が自室についているEn Suite タイプです。

寮はメインキャンパスから徒歩5~10分ほどの場所。たくさんの棟が連なっているため、”Village” という名前が本当にぴったりの場所です。

お部屋の窓から、池も見えました。緑も多く、穏やかな気持ちになれそうですね。

ご家族で滞在できる、Family Accommodationもありますよ。


  • 一見ホテルのようなたたずまい

  • 窓からは明るい光が差し込みます

通常、寮には枕やシーツはついていない(学生は各自好きなものを購入します)のですが、今回はゲストということで、イギリスらしい、グリーンのチェック柄で特別にベッドメイクしていただきました。

オックスフォードの街

大学から、オックスフォードの街の中心まではバスで5分、徒歩でも15~20分程です。お天気が良かったので(少し暑いと感じるぐらいの陽気でした)歩いてみました。

大学から、自然公園の中にある真っ直ぐゆるやかな坂道をくだるだけで、荘厳な建物がひしめくオックスフォードの街の中心に出ることができます。

元々長い歴史を持つ学生都市のオックスフォード。歴史の重みを肌で感じられるような石造りの建物の間を川が流れており、これぞ「学問の街」という雰囲気で、学びに理想的な環境を演出しています。この川は、夏になるとローイング(手漕ぎのボート)をする学生で賑わうそうです。

そんな街の一角にオープンしたのが West Gate Shopping Centre。ユニクロのようなファストファッションからハイストリートブランドまで、何でも揃います。

オックスフォード・ブルックス大学のキャンパスにも、スーパーマーケットやカフェが揃っているので日常生活に困りませんが、少し歩いた所に大きな街がある環境は、安心して学生生活を送る大切な要素だと感じました。

視察を終えて

「好きを仕事にする」ために、応用性の効く人材を育てる。

元々ポリテクニックから始まったため、現場ですぐスキルを発揮して活躍できる人材を育てるためのカリキュラムを揃え、企業とも強固な繋がりを持つ、まさにイギリスをリードする新設大学(ニュー・ユニバーシティ)としての力強さを感じました。

キャンパスもどこを切り取っても絵になる、様になる、素敵な施設ばかりで、かつ自然とうまく調和されているので学ぶ環境としては最適です。

世界に羽ばたくキャリアをお考えの方、また、海外で新鮮味のある学びをしたい方はぜひオックスフォード・ブルックス大学への進学をお考えください。きっと、刺激的で素晴らしい留学生活があなたを待っていますよ。

少しでもご興味のある方は、オックスフォード・ブルックス大学 日本事務局 beo まで、お気軽にお問い合わせください

beoでは、海外の学校を訪問し、学校スタッフや現地の学生さんから得た生の情報を社内で共有し、みなさまにお届けしています。

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