交換留学

交換留学

交換留学とは、日本の大学と交換留学協定を結んでいる海外の大学との間で留学生を相互に派遣・受入する制度です。協定校留学、派遣留学ともいわれます。留学中の学費は在籍している日本の大学のみに納めることになるので、認定留学や休学留学に比べて費用を安く抑えることができます。

交換留学の目的と概要

交換留学の目的は、文化交流の架け橋となるべく、留学先の地域の人々と積極的に交流を持ち、互いの理解を深め合うことです。留学期間は1年間が最も一般的で、現地の学校に通い、共に暮らして行く中で、高い語学力と国際力を身につけることができます。授業料は日本において所属する教育機関に支払い、現地学校への授業料を支払う必要はありません。

「交換」という言葉がつく理由は、交換留学協定を結んでいる海外の大学へ留学する代わりに、その協定校(海外)から留学生が来るという、他国間での学生の交換が行われるからです。この「交換」により、文化や考え方の交流もするという意味も込められています。

日本の高校・大学において、交換留学の制度や協定校のある学校がありますが、交換留学を志望する全員が交換留学に行けるとは限りません。多くの場合、交換留学には定員があり、語学能力と学業成績、場合によっては推薦状や学習・研究企画書などの提出が求められ、すべての結果で総合的に判断されます。これは、学内選考と呼ばれることも多いですが、プログラム出願への準備が必要です。このページでは、大学もおいての交換留学についてご紹介します。

交換留学は、前述の通り学生の交換が行われる場合が多いので、授業料は日本の教育機関に支払っている授業料を引き続き支払うことでまかなわれます。現地での滞在費や食費、交際費などを自身で負担することになります。

交換留学、認定留学の違い

交換留学としていけるのは、所属の教育機関と海外協定のある教育機関への派遣制度がある場合です。ご希望の留学先が協定校でない場合、または残念ながら学内選考*に落ちてしまった場合で交換留学が難しくなった場合は、認定留学(私費留学)という選択肢があります。

>学内選考について

認定留学は、留学先で取得した単位を、日本の教育機関の単位として認め、留年せずに高校なら3年間、大学なら4年間で卒業することができる留学形態のことを指します。

留学後も自身の学年に戻り、留年せずに同級生と共に卒業できることから、特に就職活動への影響が少ないと考える方が多く、認定留学を選択する方も多くいらっしゃいます。留学先の単位を認めてくれるかどうかは、日本で所属する教育機関次第なので、留学を決める前の早い段階で一度ご確認されることをお勧めします。

認定留学の学費は、交換留学とは異なり、所属の教育機関との交換留学協定がないため、留学するご本人が直接出願(申し込み)をし、学費やプログラム費用を支払い、参加することになります。そのため、認定留学は私費留学とも言われます。

交換留学のメリット・デメリット

交換留学のメリットは、長期間その国に暮らすことで様々な体験を通してその国を深く知り、知識をつけられることです。

例えば、日本にはないこのような文化があったのだということを知り、世界の大きさや価値観の違いについて体感したり、英語が通じなくてもっと勉強したい!と思ったり、これから先の人生のヒントになるようなことに気づけるかもしれません。

もう一つのメリットは、留学先で得た単位が日本の学校の学位として認定されることです。また、学校のサポートを受けて留学するため、休学などをせずそのまま進学することも可能です。但し、どの単位でも認定されるわけではなく、学ぶ授業によっても条件は異なってくるため、留学前に確認しておくことが必要です。

他にも、交換留学の場合は現地の同世代の友達が作りやすいということがあげられます。

一方、デメリットとしては、誰しもがプログラムに参加できるプログラムではない、ということです。一定レベルの英語能力や、大学での好成績が求められるのはもちろん、募集人数もそう多くはないため、交換留学は非常に狭き門となっています。また、基本的に各大学の協定校への留学となるため、留学先を自由に選ぶことはできません。

また、教育機関のプログラムや方針によっては、そのクラスや学部に所属する全員が交換留学をしたり、交換留学をすることが卒業条件になっていることもあります。この場合、大人数が一つの海外教育機関に留学することになり、日本の学校生活そのものが海外に移動しただけになる可能性もあるので、日本人の少ない環境で勉強がしたい方は確認が必要です。

就職活動への活かし方

高校や大学での半年~1年間を海外で過ごすことで、英語力の向上が見込めるだけでなく、視野が広がります。日本という国を飛び出すことで見えてくるもの、感じるものも多いと思います。

また、今まで感じたこととのない日本の良さや日本の問題点などにも気付くことができると思いますし、自分自身の興味や関心に気付くこともできると思います。

帰国後にTOEICなどの英語能力試験を受け、スコアで英語力の証明をするだけでなく、留学で気づいたこと経験したことを糧に、自身の夢や将来の目標を語れる人になり、留学経験を就職活動においてもご活用していただきたいです。

交換留学は留年をすることなく大学を卒業することができ、また多くの方が就職活動が始まる前の大学2年生の夏から渡航するので、安心して渡航できるでしょう。

学内選考について

交換留学に出願をする際、ほとんどの場合で学内選考が行われます。これは、交換留学に定員があり、派遣する学生を決めるにあたってプログラムを遂行するのに値する人物なのか、優秀な人物なのかを判断するために行われます。

多くの場合で求められるものは以下です。

  • 語学能力証明書 例)TOEFLやIELTSの公式スコア
  • 学業成績表
  • 学習・研究企画書、志望動機書
  • 推薦状

上記書類の提出の他に、筆記試験や面接選考がある場合もあるようです。

希望する交換留学先と所属する教育機関の間の協定において、学業成績(GPA)や語学能力の要件があります。要件を満たした状態での出願登録が求められますので、計画的に準備を進めて、出願しましょう。要件の詳細については、所属する大学の交換留学の該当ページでご確認ください。

beoでは、語学能力証明のためのスコアアップ対策講座を開講しています。TOEFL iBT対策やIELTS対策講座、プライベートレッスンなどもご用意しておりますので、スコアアップに悩んでいる方はお早めにご相談ください。

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交換留学に関連してご相談いただけること

交換留学は大学間の取り決めによるものなので、交換留学のプログラム自体についてのご相談を承ることはできません。次のようなご相談は承っています。

「学内選考の英語試験に向けて英語力をつけたい」

「留学先で授業に積極的に参加できるよう、アカデミック英語の勉強をしておきたい」

「学内選考に漏れた場合も考えて、私費留学も検討したい」

「私費留学(休学留学、単位認定留学)について知りたい、相談したい」

まずはお気軽にお問い合わせください。

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