オーストラリア 英語教授法(TESOL)留学

オーストラリア 英語教授法(TESOL)留学

オーストラリアには、教育学の分野で世界的に評価が高い大学が多数あります。メルボルン大学、シドニー大学など、教育学分野の世界ランキングで上位に位置しており、英語教授法(TESOL)でも人気の高い国のひとつです。関連する職歴やバックグラウンド不要のコースもありますが、英語力は高いレベルが求められます。

オーストラリアの教育学/英語教授法(TESOL)

オーストラリアの教育学プログラムでは学生の教育実習が義務付けされているため、教育法に関して知識と技能を学びながらも、実際に現場に関わりながら経験を積むことが出来ます。実習の多くは学生自身が授業を組み立て、教材を作成した上で行いますが、これはオーストラリアで行われる教育の多くが卒業後即戦力となる人材育成を目的としているためです。

この目的達成の過程で触れ合う学生達は、さまざまな文化的背景をもっているケースが多く、多文化国家であるオーストラリアだからこそ経験できる教育現場は、国際化が進む世界のなかで非常に重要な役割を担っていくこととなるのではないでしょうか。

また、長くから移民を受け入れている多文化国家であるオーストラリアは、初等教育より外国語教育を積極的に行っています。中でも日本語は人気が高く、日本語学習者と接しながら教授経験を積むことができるのは大きなメリットであり、プログラム修了後はこの経験を活かして日本以外の国でも日本語教師として活躍する機会があります。

日本語教育以外でもオーストラリアで学べるTESOLプログラムでは優秀な専門教員によりあらゆるニーズとレベルに対応する優れたカリキュラムが実地されています。40年以上に渡り幅広い英語教育を行っているため、小学生から成人移民英語教育プログラムまで全国規模でのESLクラスが提供されています。

オーストラリア 英語教授法(TESOL)の学校・コース選びのポイント

オーストラリアで教師として就職を希望する際、まずは誰を対象として教えることに興味があるのかを特定する必要があります。「誰に何を教えるのか」、選ぶ対象ごとに異なる資格が必要とされます。更にオーストラリアでは必要とされる資格が各州によって異なる可能性があるため、必ず州の教育委員会が定めるプログラムと資格の基準を確認してください。

そのほかの注意事項として、オーストラリアで教員免許を取得する際には日本で教員資格を持っているケースとそうでないケース、それぞれ進学選んでいただくプログラムが異なります。専門学校でも教育学関連の資格取得を目指していただけますが、教員として州の教育委員会の登録を可能とするためには、大学で学士号を修了していただく必要があります。既に学士号をお持ちの方は、専門性を磨くための修士号で研究テーマを決めての就学が可能です。目的に合わせて、入学に必要な条件や卒業後の就職の可能性についてご確認を行ってください。

大学学部課程(学士号 / Bachelor of Education)

教員免許取得目的の方

初等教育(Primary Education:1~6年生または7年生)

オーストラリアの初等教育で教職に就きたい場合、教育心理学や教授法、カリキュラム論などの理論に加え、ひとりの教師が複数の教科を教える必要があるため、芸術や保健体育、英語、算数、理科、環境などの必修科目を教えるための知識とスキルを習得する必要があります。また、選択科目で外国語(日本語を含む)の教授法を履修することができます。

中等教育 (Secondary Education: 7または8~12年生)

中等教育のコースでは専門教科を2つ選択して学びます。これは自由に選べるケースと出願した大学が、出願者が提出した成績証明書を確認したうえで指定してくるケースがあります。 オーストラリアの中等教育で教職に就きたい場合、最低2つの必修科目を教えられる資格が必要なため、学士課程で通常4年間かけて、教育学士号と専門分野の学士号を同時に取得します。教育学士課程では、カリキュラム研究や教育政策、教師管理など、教育や教授法に関する理論の学習と教育実習が中心となります。

日本語教育 (LOTE – Languages Other Than English)

日本語を教えたい場合は、LOTE (Languages Other Than English)と呼ばれる英語以外の言語教師養成を目的とした科目で日本語を選択します。また、日本語を母語としない人に日本語を教える手法・技術を学ぶ「日本語教育」や「幼児教育 (Early Childhood Education)」も人気です。

学士号取得目的の方(教員免許取得を必要とされない方)

日本にて教員資格を持っている場合は Graduate Entry (編入) というルートで学士号を目指していただく事ができますが、教員資格を必要としない学士号の Graduate Entry もあります。留学希望者の背景により大学によって該当するプログラムが学士号の枠組みの中で提供されているか、修士号として提供されているかが異なりますが、Graduate Entry のルートで得られる資格は学士号となるケースが殆どです。留学先を決定していただく前に必ず詳細の確認を忘れずに行ってください。

大学院課程(修士号 / Master of Education)

教育学

オーストラリアの教員免許は学士号で取得するため、教育学修士号を修了しても現地で教師として働けません。修士号は今まで行ってきた専攻分野の知識を更に深めるために、独自の研究テーマを元にプログラムを進めていきます。その為、入学条件として教職経験が必要とされるプログラムが多く存在する代わりに、留学先の教員免許は必要とされません。

修士号には研究を専門とする Master by Research というプログラムと、3年以上の博士号があります。

Teaching English to Speakers of Other Languages (TESOL - 英語教授法)

英語教授法は英語を母国語としない、第2言語として学ぶ方を対象とした教員を育てるための専門技術です。長くから移民者を受け入れることで英語トレーニングに携わってきたオーストラリアには現在でも多くの留学生が集まります。

世界で最も多様な文化をもつオーストラリアでは、英語を母国語としない人々に対する英語教育では確固たる歴史と経験を誇っており、世界中の140を超える国々から集まった移民のために実践的な英語教育プログラムの提供があります。期間は2週間コースから5年間の博士課程まで多岐に渡るコースがあり、文化の理解や文法を中心とした学習プログラムのような一般的な専門研究ではなく、英語力と教授法の能力開発に取り組むことで革新的な方法が絶えず開発されています。

TESOLに参加する条件として教授経験は必要*ですが、教員免許は必ずしも必要とされません。

* コースによっては教授経験が必要ないところもあるかもしれません。詳しくはお問合せ下さい。

オーストラリア 教育学/TESOL留学に必要な英語力

英語力の要求値は高い

オーストラリアで教師として働く際特に必要とされる英語スキルはスピーキングとリスニングを中心としたライティングとリーディングになります。教える学生の学年によってもちろん異なりますが、学年が低くなればなるほど、子供たちが交わす会話のスピードは速く、不鮮明になります。対して学年が上がるほど必要となってくるのは、学生に対して的確なフィードバックが出来る能力になります。そのため多くの大学で必要とされる英語力は学士では IELTS 6.0-6.5、修士では IELTS 6.5-7.0と定められています。

教育面以外でも高い英語力は要求されます。職員や関係者とのコミュニケーションではもちろんのこと、生徒の保護者とコミュニケーションをとるためにはさらに高い英語力が必要です。国際色豊かなオーストラリアの教育機関では子供たちも様々な文化的背景や問題を抱える生徒もいるかもしれません。保護者より第3者とのコミュニケーションを求められることもありますので、報告に行き違いがでないようにしっかりと対策を行う事が必要とされます。

授業に向けた実践的な英語準備

入学許可書をもらう前、もしくはもらった後は必ず留学のための英語(アカデミック・スキル)対策を行ってください。特にTESOLでは基本となる英語力だけではなく、生徒にきちんとした会話能力と理解力を取得させるための能力も必要となります。

beo (ビーイーオー)では無料の英語レベルチェックを行っております。大まかな目安として読む、書く、喋る、聞くのスキルを確認していくテストとなるため、今後の対策を行うためにもご活用下さい。

オーストラリア 教育学/TESOL留学の費用

大学によって異なる費用ですが、大学学部ではAU$14,000~、大学院はAU$15,000~となります。生活費は滞在方法や地域によって影響されますが、1年間でAU$10,000~とされるところが多いでしょう。

英語教授コース卒業後のオーストラリアでの就職の可能性

取得する資格にも影響されますが、幼稚園やチャイルド・ケア・センターなどを含めた小学・中学・高校の教師、専門学校講師、日本語教師、児童英語教師、教育機関運営者などが卒業後の就職の可能性に繋がります。

教員資格取得後、大学を除いた公立教育機関での就職を希望する場合は、教職に就きたい州の教育省に申し込みます。私立教育機関の場合は直接学校へのお申込になります。専門学校や大学で教えたい場合は教員登録の必要はなく、直接教育機関に申し込みます。また一般的に、初中等教育機関で日本語を教える場合はオーストラリアの教員資格が必要です。大学で日本語を教えるには修士号以上の学位が求められます。

卒業後日本に帰国してから公立教育機関の教職に就きたい場合には文部科学省が定める条件を満たし、なおかつ各都道府県が実施する採用試験に合格する必要があります。

オーストラリアでの就職活動

留学後、せっかく得た資格を就職に活かすためには、現地にいる間から行える就職活動もあります。大学の多くでは学生の就職活動のサポートを行っているセンターがありますが、教育学では実習を行った教育機関に問い合わせを行う方法や、私立教育機関の場合は個人でのアプローチがメインとなります。

日本での就職活動

日本での就職活動の状況や流れなどのご相談はbeoのキャリア・コンサルティングのページをご確認ください。留学後のキャリアを想定したコンサルティングを行っております。

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